2008年12月01日

自然減少に歯止めを。

『白砂青松の危機…堤防・護岸不在「自然の砂浜」わずか7%』
[ 11月28日 読売新聞の記事より引用 ]
(※ウェブ魚拓が作成出来ないため記事をそのまま引用しています)

〜〜ここから引用〜〜

全国の砂浜のうち、植生が豊かで、堤防や護岸などの人工物がない自然の浜はわずか7%しか残っていないことが、日本自然保護協会(東京・中央区)の約1300か所の海岸調査で分かった。

砂浜の人工物と植物への影響についての全国的な調査は例がなく、砂浜の生態系の危機の実態が初めて明らかになった。

調査は、北海道から沖縄までの1308か所について、2004年から4年間かけて実施。研究者や市民ら約1200人が参加し、波消しブロックや護岸などの人工物の数や種類、近年激減しているハマヒルガオなど砂浜固有の植物の種類や生育状態を調べた。

その結果、砂浜の87%に人工物があった。このうち約半数は浜の陸側が道路や護岸で分断されており、分断されていない浜に比べて砂浜の奥行きが平均で約30メートルも後退、植物の種数も2種程度減っていた。一方、人工物がなくても、海水浴場整備など人為的な影響で植物が少なくなった浜も多く、自然のままであることの指標となる、植物が6種以上の砂浜は全体の7%だった。

砂浜減少の兆候が認められた本州と四国、九州の428か所で、40年前との地形の変化を調べたところ、大半が内陸側のクロマツ植林や道路整備など陸側の開発が原因であることもわかった。

〜〜引用ここまで〜〜

北海道の石狩浜、石川県の塩屋海岸、福井県の三里浜、京都府の小天橋海水浴場と葛野浜海水浴場、鳥取県の井手ヶ浜と北条砂丘、山口県の小磯海岸、鹿児島県の吹上浜など・・・日本で人工物がなく植生が豊かな自然の浜は本当に数えるくらいしかないのだそうです。

すべては人間の生活を豊かにするため、すべては人間の生活を守るため。
海や山、自然をすべて人間の都合のいいように変えてきた結果です。

構造物を作り上げた分だけ、別のものを自然に還すことは出来ないのでしょうか?
例えば道路を作ったのならその面積分だけどこかに植栽を施すとか。
家一軒建ったならどこかに木を植えるとか。
極論言えば港を1つ造成したのなら使用しなくなった港の設備を全て撤去して必要最低限な構造物だけを残して後は崩すとか。
自然を増やす方向に話を持っていけないものでしょうか。

自然は人間のものだけではない。
この地球に生きるすべての生き物が共有しているのです。

自分の都合のよいものに作りかえるのではなく、自然本来の姿をそのまま利用するような文化を創りたいものです。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのTrackBack URL
http://radilog.jp/tb/355730
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。